並ぶ価値のある ナショナル・ギャラリー レオナルド・ダ・ヴィンチ特別展 (並び方)
2011年11月9日から2012年2月5日まで開催されているナショナル・ギャラリー レオナルド・ダ・ヴィンチ特別展に行ってきました。
開催前からうわさがうわさを呼び、前売りチケットはあっという間に売り切れ。
ネットのオークションでは600ポンド(7万円程度)の値もついたというモンスター級の特別展です。
先着順で毎日500枚販売される当日券を目当てに最初は3時間前から列が、今は4時間前から列ができる始末。
知り合いが「ふー、なんとか前売りを手に入れたよ~。」というのを聞いていたときには、「それはいいね~。でも、まぁ、いっか。」といういつもの軽いノリでしたが、先週「そういえば。。。」と思いついてネットを検索してると、
「並んでも見る価値がある。」
「最初で最後、生きているときには二度と見ることができない特別展。」
などと、煽られると、気持ちに火がつくのが、人というものです。。。
で、結局。。。
今日(1月8日(日))、朝6時前に起き、6時半から並ぶというやりすぎ行為に出てしまいました。。。
しかし、すでに100人程度の列ができています。
まだこの時点では、特別展が開かれるセインズベリー館の門が開いていないので、ナショナルギャラリーの本館に向かって列ができていました。
7時前に門が開錠、その後、セインズベリー館に沿って、並びます。
8時頃に係の人が来て、列を整え、
8時半頃に人数を計算し、パンフレットを配布。
10時前に徐々に中に誘導を始めます。
私がチケットを買えたのは10時半。
中に入ってからも、少し時間がかかります。
列はいたって整然とし、当然誰一人文句もいわず、トラブルもなし。
列にはアジア人もいましたが、多くはイギリス人の様子。
みんな折りたたみチェア・寝袋・クッション持参の本格派です。
私も折りたたみチェアを持参。
温かい紅茶も水筒に入れ、持参。
暇つぶしグッズも持参。
完全装備です。
というのも、予想以上に寒さが身に染みます。
今日は幸運にもそれほど風もなく、温度も低すぎなかったのでそれはそれで助かりましたが、やっぱり冬は冬です。
「その価値はあったの??」と聞かれれば、私はあったと思います。
並ぶ事に関しては全く優雅さはありませんが、見た後、「がんばって悔いなし。」と心から感動しました。