銀行口座を開く
ロンドンに来て、すでに一年以上経過していますが、今まで「銀行口座がほしいな~。」と思っても、ダンナ様に「必要なし。」と言われ、現金での生活をしてきました。
確かに駐妻という地位があれば、働くわけでもなし、銀行口座がなくても、何の問題もありません。
ただ、周りからは、「縁起でもない話だけど、万一、旦那さんが亡くなった場合には、銀行口座が凍結されるから、妻という地位で旦那さんの口座にぶら下がる形で口座を開設した方がいい。」と言われていました。
銀行口座を作るのが一苦労なのは有名な話で、特に留学が決まった後の銀行口座の開設などはイギリスに住所がない時点で口座を開設する事になり、大変そうです。。。
私の場合、ぶら下がり口座というのが一番良さそうですが、おそらく、契約者であるダンナ様と共に銀行に赴かなければならなそうで、手間はあまりかけたくありません。
で、結局、自分ひとりで銀行口座を開設する事に。
リテール(個人顧客)に力を入れていて、日本にも支店があってという事になると、「HSBC」か「シティバンク」ということになりそうなので、ここは一つ香港上海銀行(HSBC)に。
香港はイギリス領だったわけで、イギリスに関連ある所がいいかなと。
適当な理由です。
入口に入ると美しいお姉さんがいるので、その人に「銀行口座を開きたいんですけど。」と言います。
口座開設の理由は「大学に行きたいので。」と言いました。
すると、留学生だと思ったらしく、「パスポートと大学の入学許可書とイギリスと日本の住所を証明するもの。」と言われたので、ロンドンにはもう1年住んでいること、イギリスの運転免許証を持っていることを伝えると、それなら話が早いということで、「パスポートと運転免許証」でいいということでした。
私はクレジットカード、デビットカードのどちらも欲しかったので、それを伝えましたが、クレジットカードは収入がないと作れないと言われ、却下。
デビットカードは「HSBCAdvance」という口座を開けば作れるらしいのですが、旅行保険やら車の事故の際の保険やらのアドバンテージがある代わりに月10ポンド(1,200円程度)を払わないといけないらしいので、費用がかさみすぎなので、「また今度。」などとごまかしつつ、基本口座を開設する事に。
基本中の基本しかできない銀行口座ですが、なんとなく大人の証明(だと勝手に思っている)的な銀行口座の開設をするという野望が達成できたので、個人的には満足です。
お姉さんいわく、「10営業日程度で銀行カードが自宅に届くから。」と言われ、本日は終了。
銀行カードが届いた後も、PINコードが記載された書類やら、ネットバンキング用の書類やらが届くらしいので、ちょっと子どものようにうきうきしています。
噂によれば、ここからが面倒らしいのですが、何事も経験です。