司法書士の営業力
私が司法書士試験に合格したのは、平成18年です。
それまで司法書士の経験はゼロ。
そもそも司法書士が何かすら分かっていませんでした。
合格した年、記念に法務局で謄本を取って見ようと思いましたが、それまで法務局に立ち入った経験もなければ、法務局がどこにあるのかすら知りませんでした。
実は近所にあって、その前のバス停はよく利用していたのに。。。
興味がないって、オソロシイ(^_^;)
家族に「謄本って、どうやって取るの?」と聞いて、失笑されていました。
そんな私でも、ご縁があって、司法書士事務所に入所させてもらい、そこからがようやくスタートです。
謄本一つ取るのに、ビクビクしているのだから、申請書の綴じ方なんて、更に知らないし。
本当に親切に教えていただきました。
そのかいあって、結局一年後に独立させていただきました。
そんな私ですから、もちろんコネも知り合いもいません。
また、そんな時ばかり、女性だからと飛び込み営業はしたくない。
唯一した営業は近所の税理士さんに手紙を書いたこと。
手紙を書いたからと言って、相手がすぐさま電話をくれるなんて、そんなうまい話しはありません。
もちろん一件も反応なし。
そこで諦めないのが営業ですよ!
再度電話をしました。
手紙を出した司法書士の堀ですが、ご挨拶させてくれませんかってね。
ほとんどが冷たい反応。
でもその時に、たった1人だけ会って、ご挨拶をさせて下さいました。
あの時は嬉しかったなぁ(^-^)
そのご恩はいつまでもいつまでも忘れられませんね。
とにかく大事なのは諦めないことだと思っています。
ムカつくとか、キライと言って、さよならするのは自由ですが、そんな時こそチャンスじゃないですかね⁉
諦めないで、明るく、まずは挨拶から!
気持ちは通じるものだと思います。
そんな営業力は外国にいても、変わりはありません。
言葉が通じなくても、とにかくあたって砕けろ。
何もしなければ、ゼロだけど、何かすればそれがそのときは失敗でも、次の経験に必ず生きていきます。
そう信じて、私は今日も「やめとこうかな。。。」と萎縮する気持ちを奮いたたせて、新しい事に挑戦していますm(_ _)m
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