勉強は基本が大事!!
勉強は、平成15年3月下旬から始まりました。
初めて授業に行った時は、久しぶりに学生に戻ったような気分で
新鮮でした
でも、授業の中身はと言うと。。。
さっぱり!!!
わからないことがわからない状態でした。
気だけは既に司法書士になったような気持ちでしたけど。。。
モニター生とは、先生が黒板に書く内容を転写すること。
学校側は、その転写したノートを
ビデオを見ながら受講する生徒のために
資料に利用するというものでした。
法律について考えたこともない私は、
たいした努力もせず、せっせと転写マシーンと化していました。
もちろん、努力もしないので、
答練(答案練習会のことです!)の成績は、
35問中2~3問しか正解しないんです。
記述の成績も26点中5~6点でした。
一応、私なりに一生懸命考えて答えを出すんですけど、
鉛筆転がしたほうが成績よいかもと毎回思っていました
そんな、まずいかも→どうしよう→どーしょーもないか、
の思いが堂々巡りをしながら、
あっという間に司法書士試験の直前になっていました。。
試験を受けることをやめようかと思いましたが、
モニター生は、試験の解答を学校に提出することが
約束でしたので、受験をやめることもままなりませんでした。
今回はすでに諦めることを決めていたのですが、
この次はどうするかを考え始めました。
「乗りかかった船には最終目的地まで乗り込む」
性格でしたので、次こそは合格を目指し、
初めて真面目に考えて勉強をする事にしました。
だんな様に、「勉強ってどうやってするの?」と相談しました。
すると、だんな様は「そこからですか。」半ばあきれていましたが、
「勉強は基本を大事にすることが必要なんだよ。」
と教えてくれました
だんな様の勉強法は、民法、商法、不動産登記法、
商業登記法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、
刑法、憲法、供託法、司法書士法のすべての法律を基本書から
勉強するというものでした。
ちなみに、だんな様のいう基本書というのは、学者先生が書いた基本書です。
とにかく各法律の著名な学者先生が書いた本を買い込み、
新たなスタートの幕開けとなりました。
丁度、初めての司法書士試験受験直後のことでした。