1日目 マドリッド
スペインは、友達の友達がホテルに行く途中で羽交い絞めにされて、財布を奪われたという話を聞いて以来、ちょっとコワイ国なのかと萎縮していました。
けれど、雰囲気的に陽気な国のようですし、スペイン語が世界で2番目に多くの人に話されている言語だという話を聞いて以来、興味深々。
英語の次に勉強するならスペイン語だと英語も満足にできないのに、志だけは高い今日この頃。
今回、スペインに行くにあたって、以上の意気込みから、テンションは高いものの、いつもの怠けグセにより直前まで準備をなかなかしませんでした。
はっと気づいて、準備を始めたものの、調べれば調べるほど、観光するところが盛りだくさん、食べるものもすっごくおいしそう。。。
直前にばたばたするいつものパターンで、とりあえず到着1日目はマドリッド滞在に決定。
マドリッドではお目当ての美術館3つを制覇します。
まずはプラド美術館。
チケットは写真の建物の1階で購入します。
入口は2階なのかと思いきや、チケット購入場所からさらに奥にすすんだ建物の端。
奥まっていて、ちょっと分かりづらいです。
ここは分からなければ、係の人に聞きましょう。
プラド美術館ともなれば、英語もまだ通じます。
中は写真撮影禁止。
所蔵量の高さに圧倒されますが、私は特にベラスケスの「ラス・メニーナス」が好きです。
左端にいるのがベラスケス本人で、鏡に映った中心人物である少女の両親の視点から見た映像を画にするというレベルの高さに凡人としてはただただ敬服するだけです。
後にピカソがこの画をくずして描き、これまた大作を描きます。
ツアーの中にバルセロナのピカソ美術館がある場合には、実際に鑑賞しておくと楽しみも2倍です。
次は、ピカソの「ゲルニカ」で有名なソフィア王妃芸術センター。
なぜかピカソの絵画だけは写真撮影禁止ですが、基本的にここは写真撮影ができます。
ピカソ絵画の所蔵量もさすがですが、ここにはダリの作品も多く所蔵されています。
最後にティッセン・ボルネミッサ美術館。
ここはピカソの「鏡を持つアルルカン」が有名ですが、年代順に鑑賞していくシステムになっているので、近代絵画のピカソに至るまでには長い道程です。
さすがに一日で3つの美術館をはしごするのは疲れました。
真の美術ファンには怒られてしまいそうな日程です。
ちなみに絵画の写真はブログを書くにあたってWikipediaから参考に掲載したまでで、美術館で盗撮したわけではありませんので、あしからず。。。
私はここで以上の3つの美術館に入れる共通券(€17.6)を購入しました。
私のガイドブックによれば、3つの美術館の入場券を個別に買うと€22かかるので、こればオトクだと思います。
名称は「Paseo del Arte」と言うので、チケット購入のときに「Paseo del Arte、por favor」などというと、ちょっとスペイン語を使った気になれるので、お勧めします(笑)。
この3つの美術館、基本的にプラド通りに面して建っているようなものなので、歩けなくもないですが、ここはバスを使う事をお勧めします。
ガイドブックを見ると近いようですが、実際歩くと遠い。。。
しかも6月だったので、暑くて、途中でとろけます。
バスはプラド通りがまっすぐなので、この通りを走っているバスならばどのバスでもOKなので簡単です。
乗り方は個別に払うときは€1/1人を運転手さんに直接払います。
お金を払うと領収書をくれるので、それをもらっておきます。