ポーランド クラクフ (Kraków)観光
ポーランドの今年の気温は約-20度。
その寒さはハンパありません。
家の中はとっても暖かいので、一瞬外に出た瞬間は「いや、あんまりロンドンと変わりないかも。」と思いきや、歩き始めた瞬間、それは間違いだったと気づきます。
とくに足元から寒さがにじみよるのです。
ファー・ソウル(足用下敷き)ほしい。。。
「寒い、寒い」と聞いていたので、洋服の厚着は完璧にしてあったものの、家を出る直前に予報で「雪」である事を確認したので、うっかりレインブーツで来てしまい、これが失敗。
レインブーツはゴム製で足の湿気が逃げないため、足元の湿気が外の外気によって冷やされ、完全に凍傷モード。
靴下2枚履きも役立たず。。。
「家の中にいたんでしょ。」と言われましたが、そこは観光客。
観光せずに帰国するなんて、私の中にはありません。
クラクフを観光します。
でも、最小限。
Wawel Hill の上にあるポーランド・カトリック教会の聖地 Wawel Cathedral
クラクフの街の城壁につながる見張り台としての橋楼 Barbican Gate
Mariacki Church (St. Mary’s Church)とBarbican Gateにつながる 素敵な通り Ulica Florianska
Mariacki Church (St. Mary’s Church)
毎時トランペットの演奏が聞こえると聞いていたけれど、あまりに寒いためか一度も聞くことはできず。
トランペットの音が鳴り響いた後、突然途切れると聞いていたので、楽しみにしていたのですが。
突然途切れる理由は、かつて13世紀のモンゴル人の襲来を危険を顧みずに街の人に伝え、最後はのどに矢を受け死んでしまった一兵士の勇敢な行為を模してとか。
Town Hall Tower
1800年代の街の再構築によって壊されたタウンホールの唯一遺された建築物。
Sukiennice (Cloth Hall)
ユネスコに登録されている街クラクフを象徴する建物で、ホールの中にはメインマーケットが。
Main Market Square
お店を見ているだけでも、寒さを忘れちゃう。
Oscar Shinder’s Factory
スティーブン・スピルバーグ監督の「シンドラーのリスト」で有名な工場です。
ここはタクシーで行きましたが、トラムも近くまで走っているようなので、夏はトラムがいいですね!
だって、公共交通機関を使って巡るというのは、冒険もあり、少しは地元の雰囲気を感じられるからです。
内容はどちらかというと、Oscar Shinder(オスカー・シンドラー)の紹介というよりは、第二次世界大戦時のユダヤ人迫害の歴史の方が色濃く出ている内容でしたが、とてもよくまとまっているなと思いました。
Jewish District (Kazimierz)は今回は時間の関係で訪れる事ができず。
とにかく寒いので、カフェにでも入らねばやってられません。。。
Main Market Squareのある広場から歩いて5分ほどの Kawiarnia U Zalipianek へ。
http://www.barykrakow.pl/zalipianki/index.php?site=index
ザリピエ村の伝統ペインティングを紹介するレストランで、食事もポーランドの伝統料理が供されます。
最初はお茶だけの予定でしたが、誘惑に負け、ポーランドの伝統料理 ビゴス(Bigos) を。
う~ん、しあわせ。
ビゴスの紹介はこちらを。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B4%E3%82%B9
夜は伝統音楽の演奏もあるようで、また来たいと思いました。
味もとってもおいしくて、とてもポーランドっぽいなと思えるお店でした。