妊娠17週目
妊娠17週目。
今日は2回目の妊婦検診の日。
日本で検診した事がないけれど、妊娠5ヶ月でスキャンも含めて3回目のアポって少なすぎやしないかい??
それがシステムならそれはそれで仕方ないか。
未だにダンナ様には「プライベートの日本人医者にかかれ。」と言われ続けていますが、「バスに乗っていかなきゃいけないのはしんどい。」と弱弱しいフリをして、結局一般NHSのSt.Mary’s Hospitalへ行っています。
そのくせ、しょっちゅう友達と遊びに遠出しているんだから、つじつまが合わないことはバレバレなんですけど。
とにかく。。。
朝イチだと思われる約束の10時15分に病院に到着。
待ち時間を減らそう大作戦で、前回のアポ取り付け時、「朝一番早いのがいい。」と言って予約を取り付けたにもかかわらず、すでに産科は妊婦だらけ。
どうやら朝イチではなかったらしい。
予約取り付け時の一番早い時間帯だったか。
受付のオニイサンに言われるまま、尿採取をし、「Maternity Record」本を助産婦の受付デスクにあるトレーの中に入れました。
「Maternity Record」本の利用法は
助産婦(Midwife)と妊婦の情報共有の意味もありますが、
助産婦(Midwife)同士の情報共有の意味もあります。
というのも、一人の医者や助産婦が一人の妊婦を担当するわけではなく、チーム医療で、毎回会う助産婦が違うため、申し送りをする必要があるからです。
とりあえず名前が呼ばれるまで待つ。
病院なんて、ぜったい長~い待ち時間がつきものなんだからと、暇つぶしグッズを持ってきてよかった。
待ち時間を覚悟していたとはいえ、やっぱり気が散るので、あんまり集中できず、時計ばっかり見ていると、結局名前を呼ばれるまで約1時間。
チ~ン。。。
そして、診療は10分。。。
今日の診療内容は、
血液検査とスキャン結果を基にした異常がないかの確認。
血圧検査。
胎児の心音チェック。
大変喜ばしい事に、なんの異常もない私はすべての検査について助産婦が「Negative(異常なし。)」と私に伝えておしまい。
血圧検査なんて、機械式血圧検査で「いいんじゃない。」という答えをもらうまでに、たった30秒。
胎児の心音チェックも
「ハラ出して~」と言われて、お腹を出した後、機械で計測。
「胎動感じる~?」と聞かれ、
「ん~、なんか変な感じがするけど、胎動らしい胎動かまだよくわからないんです。」と言うと、
「もうすぐよ~、変な感じがするならいいじゃない!!」とほんと雑談程度のやりとり。
胎児の心音が聞けたときは、ちょっと嬉しかったですけどね。
まだ「これが胎動というものか。」という実感がない私的には、最近、胎児が本当に生きているのか不安になるときがあるので、心音が聞こえたときは、「おぉ、生きている!!」とちょっとホンワカした気持ちになりました。
ありがたいことに心音も異常なしとの事。
今のところ、すべてが順調。
ありがたい事です。
突発的な異常には迅速に対応してもらえなさそうなイギリス一般人医療のNHS( National Health Service )。
異常が出ませんようにと毎日お祈りするしかないです。
助産婦との面談で、最後に「何か心配事とかない?」と聞かれ、
特にないけど、なんか1時間も待ったのに10分で終わりじゃなんかさびしいので、
「最近頭痛がするんですけど、どうしたらいいですか。」と最後にあがいてみたらば、
「水を毎日1.5ℓ飲め。」とのお言葉。
いや、そのくらい飲んでるし。。。
個人的に「病気になっても薬と医者に極力頼らない」がモットーなので、
いただいたお言葉以上の薬をもらっても結局飲まないと思うのですが、やっぱり秒殺だったか。
まぁ、異常がないことはいいことだ!!
最後に27週の医者とのアポを取り付けて本日は終了なり。
家に帰って、「Maternity Record」本に添付されているもらった検査結果の紙をしげしげと見ていましたが、特に勉強するような語彙はなし。
一つだけあるとすれば、「Thromboprophylaxis」についてのガイドラインの資料。
「Thromboprophylaxis」とは血栓予防の事。
血栓リスクが低かった私には特にぴんと来ず、
どうせ聞いたって、答えは「水を飲め。」というに違いない。
自分の体は自分で守るしかないので、最近はできるだけ「食べたいな。」と思う体にいいものを取るようにしています。
あと、水ね。
不思議と1.5ℓくらい毎日飲めるんです。
そして、ダンナ様がせっせと水を買いにスーパーへ行ってくれています。
感謝、感謝です。