12月4日 Kenny 保育園に行く。
子どもを保育園に入れるべきか親であれば必ず悩むと思うのですが、問題はいつから行かせるのかという事。
Kennyはまだ1歳。
もちろん行かなくてもいい年齢。
でも、せっかく外国にいるのだから、どうせ記憶はなくともいろいろと経験して欲しいという思いから保育園に通わせる事に。
と言っても、長い間はムリ。
どこに預けるかも迷う。
自分で調べる事にあまり努力を払わない私は友達に「そこがいい。」と言われれば、そうかなと思い、そこにしてしまうくらい無頓着。
もちろん信頼できる友達である事が前提条件ですが。
友達から家の近くでなかなかいいと聞いた保育園をまず見学。
経験がある人と若い人がミックスして働いているのがいいと、勧められた保育園。
なかなかよさそう。
そうこうしていると、AliがMRCの保育園があるじゃないかと言う。
そうだけど、MRCのは2歳以上の子どもからでしょと言うと、
自分が取り合うからとの事。
またそこでも、そう?くらいの気持ちで任せておくと、
本当に取り持ってきた。
Kennyをわが子のようにかわいがってくれるAliには感謝がつきません。。。
いや、もしかすると私より愛情深いかもしれないとたまに思ってしまう。
ダンナ様とも検討した結果、
MRCの保育園を試す事に。
良かった点は、
一番はスタッフが知り合いで信頼できる事に尽きる。Kennyの誕生日には誕生会を開いてくれて、
ハロウィーンのパーティーにも招いてくれて、
来るクリスマスパーティーも招いてくれている。
そして、Kennyにも知らない場所でない事が好都合。
Abeonaを見に行った際、最初の20分くらいは楽しく遊んでいたKennyもハタと気づくと、私が近くにいないと思ったらしく、
おお泣きし始めた経緯から。
で、今日が一日目。
まずはトライアルで1時間だけ。
私はその場にはいなかったけど、同じ建物内にいました。
MRCは私が妊娠前に働いていた非営利法人なので、知り合いだらけなので友達と話をしていた。。
Aliも心配してくれて、一時間後の終了時間には来てくれることになっていた。
これでKennyが一時間楽しく過ごしてくれていれば完璧。
しかし、そうはうまく事は運ばない。。。
1時間経過するかしないかの時間にAliが「ちょっと。。。」と私を呼びに来た。
保育園には登録用紙を提出してあって、Kennyをピックアップに来てくれる人の名前を書く欄があり、もちろん私の名前は書いてあって、
気持ち的にはAliの名前も書きたかったけど、そこまで図々しい事をするのはどうかと思ったし、事前に聞いておく時間もなかったので、彼の名前は記載していなかった。
ので、保育園的には、たとえAliをよく知っているとしても、システム上私の許可なく、Kennyを渡すわけにはいかないのでしょう。
Aliは私の許可をもらいに来た。
私も急いでMRCの地下にある保育園に行くと、Kennyがひくひくと泣いている。
目を見るとどうやらかなり泣いたようで腫れている。
鬼と言われようが、Kennyの深刻さについつい笑いがこみ上げてきたけど、
「どうしたの~!」とKennyに聞くと、もちろん彼が話すわけもなく、Aliが「1時間泣きとおしだった。」と言う。
え!?そうなの!?
保育園には「あまりにKennyが泣きすぎる時には教えて。」と言ってあったけど、彼らとしては慣らし保育で子どもが泣くのは珍しい事ではなく、うまくやり繰りしてくれていた。
いちおう目標の1時間を終えたので、Kennyを回収。
その後は、母である私はなく、AliがKennyに至れり尽くせり。
ご飯をあげ、一緒に遊ぶ。
母役立たずですみません。。。
後でAliが言うには、自分も心の中で一緒に泣いていたそう。
本当にありがとう。
気持ち的にはありがとう以上です。
来週の水曜日にまた慣らし保育をするけど、今度はAliが事前に待機してくれるらしい。
Kenny、幸せ者だね!!
ちなみに、私がAliに「Kennyはなれていかなくちゃいけないんだから、泣いてもほっておくしかない。」と言うと、
「幸せじゃない状況にムリに押し込める必要はない。」と言う。
社会性も身につけて欲しいし、
仲良し親子にもなりたい。
いろいろな要求があって、子育ては大変だ!!