相続の手続きはどうすればいいのですか?
相続手続きでまず必要なことは、亡くなった方の出生から死亡までの戸籍を集めることです。
次に、亡くなった方の財産を把握します。預貯金は通帳か各支店の窓口で問い合わせます。口座を持っていたか分からない場合は、口座を持っていたと思われる金融機関に行き、口座の有無を調べてもらいます。
不動産は、毎年、5月頃に市区町村から固定資産税の納税通知が届きます。
その通知の中に、土地や建物の一覧(課税明細書)がありますので、それで確認できます。
もしくは不動産は不動産がある市区町村の資産税課などで不動産の名寄せ帳を取得すれば、それで確認できます。
相続人と遺産が確認できましたら、次は相続人間で財産をどのように分けるか相談(遺産分割協議)します。遺産分割協議は相続人全員で相談する必要があります。遺産分割協議書には、相続人全員が実印を押印し、印鑑証明書もつけます。さらに相続人全員の戸籍抄本も必要です。
最後に銀行や法務局で、名義変更手続きを行います。