Westminster Adult Education Service (WAES)

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ロンドンには日本人もたくさんいて、日本人コミュニティーも多く、イギリスにいながら日本と同じ生活をしつつ、イギリスを楽しむという生活も不可能な事ではありません。

そんな生活をしているのは日本人だけでなく、特にロンドンでは各国のコミュニティーがあり、ロンドン歴10年、20年でも英語を話せない人たちはたくさんいます。

私もだんな様の赴任について、イギリスに来てしまった訳で、そういう生活を送る事が可能だったわけです。

でも、イギリスにはイギリスのやり方や考え方がある訳で、いつか日本に帰国するのならば、差別もデメリットも甘んじて受け入れようと心に決めました。

だんな様の庇護の下でそうしているのは結局、いきがっているだけと思うかもしれませんが、それもまた、家族という一単位を重んじれば、どちらも重要なのです。

ロンドンに来た当初は英語も話せず、とりあえずは英語の勉強かなと。

でも、語学は習うより慣れろだし、大金を払うような英語学校には行きたくなかったので、ひたすらネットサーフィン。

アメリカ・イギリスなど移民を多く受け入れている国には公的な移民者向けの英語学校があるはずなので、それを探していました。

Westminster Adult Education Service (WAES)

http://www.waes.ac.uk/

最初に行ったのはここで、授業の質もかなりよく、私の周りでもここに通っている人は多いです。

一定の要件を満たせば無料で英語の授業が受けられます。

事務員のミスで私も無料で英語の勉強をしていました。

一ヶ月だけ。

その後、私はその要件を満たさない事が判明し、お金を払うかやめるか聞かれ、結局やめることにしました。

その当時、「1時間10ポンド(1,300円ほど)」と言われ、日本的に見たら安いのでしょうけれど、そんなお金は無理ですと言いました。

でも、かなり食い下がりましたね。

事務員、さらにその上の主任も出てきて議論をしましたが、結局、「システムだから。」との事。

そりゃそうだ。

金持ち(という勝手なイメージ)日本人なのに、そんなに食い下がるのかという顔をしていました。

けれど、さすがに哀れに思ったのか、主任が「ここに行ってごらん。」と言ったのが、Migrants Resource Centre。

http://www.migrantsresourcecentre.org.uk/

私が今働くチャリティー組織であります。

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