妊娠陽性反応後、最初のGP問診
最初のGP予約日の朝、緊張しつつも、GPへ行ってきました。
GPとは、要は街医者のようなもので、基本的にイギリスでは1回目から大病院にかかることはできません。
基本的にはGPの紹介状を必要とします。
といっても、急患の場合には予約なしで行ける病院がいくつかありますが。
GPは歩いて5分程度のところにあります。
徒歩圏内なのが私には嬉しい。
受付に行くと、「では、まず看護婦に会ってください。」と言われ、看護婦さんのいる所へ。
そこで、看護婦さんから「お小水を入れてきてください。」と渡された容器がめちゃ細い。
細すぎませんか???
ぜったいピンポイントで入れることは無理。
で、結局手を汚しつつ、なんとか処理。
体重を計った後、血圧を測り、一般的な問診がなされます。
「何度目の妊娠ですか。」とか、「何か困った事はありますか。」とか。
その後、「じゃあ、ドクターに会ってください。」と言われ、待合室で待つ事15分。
異様に待たされる事は、当たり前の出来事なので、別に急がないし、15分で名前を呼んでもらえるなんて早い方だわと思いました。
ドクターに、「どこの病院で生むのががいい?」と聞かれ、「近いから、St Mary’s Hospitalで。」と答えました。
St Mary’s Hospitalも徒歩15分くらいのところにあり、よく病院の前を通るので、場所が分かるところがいいかなと。
病院の予習をしているとき、Chelsea & Westminster Hospitalが提供しているマタニティービデオがとてもよくできていて、親切そうな雰囲気だったので、その旨を伝えると、「遠くない??」と言われ、「どこにあるか知らないんですけど。」というと、 「じゃあ、やっぱりSt Mary’s Hospitalがいいわよ。」と。
特にこだわりを持たない人間なので、「そうですね。」と答えておきました。
病院決定後は、
「既往症はあるか。」
「薬を飲んでいるか。」
「パートナーに問題はないか。」聞かれ、
妊婦のメリットとしては、
歯医者が無料。
雇用されていたら雇用者からいくらかのお金がもらえる、もしくは自営業者ならば、政府からいくらかのお金がもらえる。
収入が一定額以下なら、無料でミルクなどもらえる。
との事。
私が受けられるメリットは歯医者くらいなんですけど、必要がなければ、歯医者もできるだけ行きたくないな~。
「質問は。」と聞かれ、「昔、子宮筋腫の手術をした事があるので、自然分娩か帝王切開か迷っています。」というと、「自然分娩でいいんじゃない。」との事。
もう4年くらい前の事だから、まぁいいか。
ドクターとの面会は以上。
とにかく何事もあっさりな対応なんです。
「紹介状を書いて、オンライン申請しておいたから。」と言われ、受付に連れて行かれました。
受付嬢が、妊婦証明の申請書をくれたので、それに記入し、さらに、病院への予約の紙を渡してくれたので、それを見ると予約日が記載されています。
「この日に行くの?」というと、「電話して。」との事。
「紙に2日以内に電話がかかってくると書いてあるけど。」というと、「普通は電話かかってこないから、2日くらい経ったら、自分で電話して。」という。
なんて、無意味な予約用紙なんだ。。。。
予約の日が決められているのに、それは本予約ではなく、しかも電話がかかってきますと言っているのに、電話はかかってこない。
この国にありがちな出来事なので、ちょっとおかしくなってしまいました。
とりあえず、GPは終了。
この国の医療は無料なので、もちろんお会計なし。
2日後、確かに電話がかかってこないので、こちらから電話をかけると、「システムに名前はあるので、病院からお手紙が届きます。」とのお答え。
とりあえず、封書を待ってみますか。
あんまり細々しとことを気にしないのが欧米流かもしれません。はは。。