イギリスでのダウン症児かどうかの検査
イギリスでのダウン症児かどうかの検査は
まず第一歩として、ダウン症児であるかどうかの検査を受けるか否かの意思確認をします。
検査を受けないと決めた人は基本的に20週まで超音波検査なし。
検査を受けると決めた人はスクリーニングテスト(Screening Test)へ。
スクリーニングテスト(Screening Test)は100%の答えは出しませんが、確率割合を出してくれます。
その確率が国が定めた基準以下ならば、診断テスト(Diagnostic Test)を受ける事を勧められます。
ただ、診断テスト(Diagnostic Test)はおへその横辺りから注射針を打って、おなかの羊水をとるというもの(Amniocentesis)。
これには多少なりとも流産の危険性を伴います。
なので、妊婦全員に診断テスト(Diagnostic Test)は施さない訳です。
スクリーニングテスト(Screening Test)は、
血液検査と超音波検査の2つを併せておこないます。
血液検査は10~14週+1日以内の血液採取によって行い、
超音波検査は11週+2日以降14週+1日以内の妊婦に行います。
超音波検査は仰向けになった胎児の首の後ろにどの位の羊水があるかどうかを測ります(The Nuchal Translucency (NT)。
この値は小さい方がいいらしいのです。
ちなみにこの幅が私は2.8mmでした。
一つ前のブログでも書きましたが、私の事をいっていたかどうかわかりませんが、私の横で思いっきり超音波技師さんが「Abnomality」だとかいうものだから、私にとっては気が気ではありません。
家に帰ってインターネットであれこれ見ていると、NT2.8mmで診断テスト(Diagnostic Test)を受ける事を勧められた人もいるようで、私も診断テスト(Diagnostic Test)を受ける事になるかもしれないと、かなりナーバスな気分。。。
このせいで、とても近しい友達数人にしか妊娠している事を告げられず、気持ちばかりもんもんとしています。
精密検査が必要な場合には、電話をするからといわれていましたが、家に一日中閉じこもっりっぱなしの訳にもいかず、妊娠している事を告げていないため、仕事にも行かなきゃ行けない。
ちなみにうちの電話、留守番電話の録音を聞く聞き方がわからず、留守番電話の意味をなしていないので、仮に私の留守中に電話があっても誰からの電話だかさっぱり。
友達から「留守番電話機能にお金を払っているんだから、早急になんとかしなよ~。」と言われつつ、ほっておくことおよそ1年以上。
やらなきゃと思いつつ、やらない日々が続き、私は相変わらずもんもんとしたまま。
すると1週間ほど過ぎたある日、私の名前が手書きされ、差出人の名前のない封書が届きました。
まさか、不幸の手紙では。。。と思いつつ、そんな訳ないしと開けるとそれは、St.Mary’s Hospitalからのもの。
診断結果でした。
結果は、「あなたはハイリスクでないので、お知らせします。」
確率は「5300分の1」との事。
はぁ~、よかった。。。
私の妊婦人生はここから始まったような気がします。
でも、私の問題は子宮筋腫(fibroids)が6個もある事と、卵管留水(hydrosalpinx) の疑いがあることか。。。
それにしても、差出人くらい記載して欲しい。